夏タイヤ(サマータイヤ)と言っても種類がたくさんあります。ここでは夏タイヤの種類と性能の違いを知ることができます。また、おすすめのタイヤをそれぞれ紹介します!
※紹介タイヤはサイズがばらばらです。銘柄選びやタイヤサイズの検索はこちらから。
目次
夏タイヤの種類
- プレミアムタイヤ(コンフォート)
- スポーツタイヤ
- ベーシックタイヤ(エコ・ミニバン・軽自動車)
- オフロードタイヤ
簡単に分けるとこのような感じになります。
プレミアムタイヤ
プレミアムタイヤはコンフォートタイヤとも呼ばれます。走行安定性やグリップ性能、静粛性に優れており乗り心地が良いです。雨天時であっても快適に走ることができるため、舗装路面であれば高いパフォーマンスを発揮する「ハイバランス」でよくばりなタイヤになっています。
ブリヂストン「REGNO レグノ GR-XⅡ」進化を遂げた、グレートバランス。
ダンロップ「VEURO ビューロ VE304」最上級の静粛性と最高レベルのウェット性能があり、快適な車内空間を実現。
スポーツタイヤ
スポーツタイヤはその名のとおり、高いグリップ力を発揮するタイヤで、路面をしっかりととらえます。サーキットを走ることもできるタイヤとなっています。グリップ力が高いぶん、燃費は落ちてしまいます。
スポーツタイヤは「プレミアムスポーツ」「リアルスポーツ」「カジュアルスポーツ」と3つに分類されます。以下で解説していきます。
プレミアムスポーツ
Sタイヤ、セミスリックタイヤと呼ばれます。サーキットでタイムを削るために作られており、グリップ力が非常に高いです。サーキットでの使用を想定されていますが、公道走行可能なタイヤとなっています。スリックタイヤは溝がなく、レーシングカーに装着するものですが、このセミスリックタイヤ(Sタイヤ)は溝があり、多少の雨であれば走行できます。
サーキットまで自分で走っていくときにも履くことができますが、タイヤは減ってしまいます。サーキットでタイムを削るために履くとなれば、サーキット走行前にピットで履き替えるのが良いです。その時には、公道走行用としてのタイヤ・ホイール、そのタイヤを積載してサーキットへ向かう必要がでてきますね。
ヨコハマ「ADVAN アドバン A050」強力なグリップで、モータースポーツ競技における最適な性能を発揮。
ダンロップ「DIREZZA ディレッツァ 03G」路面を的確に捉え疾走する。優れたグリップと高度な操作性が最速を目指す。
リアルスポーツ
高いグリップ力を持っており、サーキット走行が楽しめます。タイムを削るようなスポーツ走行ができ、値段もSタイヤより安いです。そのため、Sタイヤよりも日常的にスポーツ走行を楽しめるようなタイヤとなっています。溝もSタイヤより切ってあるため、公道走行も普通にこなせるタイヤです。
ダンロップ「DIREZZA ディレッツァ Z3」ディレッツァ史上最速のストリートラジアル
ヨコハマ「ADVAN アドバン NEOVA AD09」ネオバらしさを追及したストリート最強のスポーツタイヤ
カジュアルスポーツ
ハンドル操作に対する応答性もよく、ベーシックタイヤ(安価なタイヤ)と比べて、街乗りでも車を操っていると感じられます。
Sタイヤ、リアルスポーツタイヤよりもライトなユーザーにオススメできるタイヤです。街乗りからサーキットまで対応しており、雨が降っても大丈夫なタイヤです。「たまにサーキットで軽く走ってこようかな」「スポーツドライビングを楽しみたいな」という人向けです。性能に比して、リアルスポーツタイヤよりも安価で手に入れることができます。
ダンロップ「DIREZZA ディレッツァ DZ102」快適性を備えたスポーツタイヤ
ブリヂストン「POTENZA ポテンザ Adrenalin RE004」幅広い車種に対応するスタイリッシュPOTENZA
ベーシックタイヤ(エコ・ミニバン・軽自動車)
ベーシックタイヤはその名のとおり、一般的なタイヤです。エコタイヤやミニバン、軽自動車に向けたラインナップもあります。エコタイヤは低燃費性能とウェット性能が重視されており、タイヤ自体の耐久性としても寿命が長いです。しかし、寿命が長いとしても、偏摩耗してしまったり急加速や急減速をたくさんしてしまうと物理的に摩耗してしまいます。定期的に状態をチェックして、タイヤが最適な性能を発揮できるように交換していきたいですね。
エコタイヤ
エコタイヤには転がり抵抗性能とウェットグリップ性能をあらわした等級があります。転がり抵抗「AAA」は抵抗が低いタイヤで、3%ほどの燃費が向上するとされています。等級表示の制度については、一般社団法人「日本タイヤ協会」よりご確認ください。
ダンロップ「エナセーブ EC204」耐摩耗性に優れ、より長持ちする経済的な低燃費タイヤ
ブリヂストン「ECOPIA エコピア NH200」ハイレベルな低燃費を実現し、偏摩耗の抑制と安全性が長持ち。車内での静粛性が向上
ミニバン専用エコタイヤ
ミニバン専用タイヤはサイドウォールが硬く作られており、ミニバン特有のふらつきを軽減させることができます。
ダンロップ「エナセーブ RV505」より安全・快適が続くミニバン専用低燃費タイヤ(モータージャーナリスト・松田秀士氏による動画解説)
ヨコハマ「BlueEarth-RV ブルーアース RV03 」さらに長持ち、ますます快適なミニバン専用タイヤ
軽自動車用エコタイヤ
軽自動車用のタイヤです。ハイト系軽自動車のふらつきを抑える設計になっています。タイヤのブロック剛性を最適化した専用パターンによって、ライフ性能の向上も実現しています。
ブリヂストン「ECOPIA エコピア NH200 C」軽・コンパクト専用設計タイヤ、ライフ性能が向上
ヨコハマ「BlueEarth-RV ブルーアース RV03 CK」コンパクトミニバン、軽ハイトワゴン専用タイヤ
オフロードタイヤ
オフロードタイヤはその名のとおり、泥や砂利などの悪路を走破できるタイヤです。乗り心地や静粛性への配慮もされており、舗装路面での走行もできますが、重くて溝も深いため燃費は落ちてしまいます。RⅤ車やSUⅤ車にオフロードタイヤを履く人が多いです。いかなるところでも走破してしまうそんなタイヤ。ゴツゴツした見た目も機能的でカッコいいですね。
ブリヂストン「デューラー DUELER M/T674」ハードなマッドステージをも走破する本格オフロードタイヤ。
ヨコハマ「ジオランダー GEOLANDAR M/T G003」耐久性・耐摩耗性を追及し、オフロードを堪能したい方へ「地球を走破するタイヤ」
まとめ
それぞれのタイヤを紹介してみました。それぞれのタイヤにはそれぞれのメリットがあり、輝く場所があります。車の使い方であったり、見た目や性能によっても個人個人、合うものはちがってきます。自分に合ったタイヤを選んで、履き替えてみてはいかがでしょうか。
みなさんのタイヤ選びの助けになれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
追 伸
自分に合ったタイヤを選んで交換をする。夏タイヤと冬タイヤをホイール付きで持っている方はタイヤ交換が必要ですよね。
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