今回、ネット詐欺被害にあってしまいました。被害額数万円、申請することで返金もあるということですが、時間がかかるようです。
ここではネットで被害にあった際の対応方法がわかります。
目次
ネット詐欺の手口
そのサイトは綺麗なショッピングサイトであり、一見普通の中古サイトにみえました。
売っているものも通常のカバンや財布等のものがたくさん。
そんな中、欲しいカメラがあったため見てみると、、
なんと、安いではありませんか!安いに越したことはない!
まんまとここで騙されたわけですね。はい。
私は早く欲しいという気持ちであったため、ここまで安ければ買ってもいいかと思い購入を決意
早速、購入ボタンをクリックして先へ進むと、住所等の情報を入力する画面へ移りました。
ここで私は、クレジットカード払いを選択したと思います。
その流れでクレジットカード情報を入力、ご丁寧にカード裏のセキュリティコードまで打ち込んでしまいました。
登録が終わるとインターネットサイトからメールが届きました。
内容としては、「登録が完了しました。」というものでした。
あれ?クレジットカード払いの結果は??という気持ちで混乱していると、、
そこへ新たにメールが
個人名からのメールであり、「【重要】ご注文内容の確認と入金案内」とのタイトルでした。
確認すると、、
- 注文商品名
- 購入金額
これが注文した商品と一致しました。まさに欲しかったあの商品!
入力した私の住所もお届け先として記入してあったため、
上記のクレジットカード払いの入力は勘違いだったのかと思ってしまいました。
そこには口座情報が記載してあったため、その個人銀行口座へ振り込み手続きを行いました。
今思えば、
「本日入金する場合は、振込手数料は当店負担となります。」
「振込手数料を引いてから入金すればいいです。」
「ご入金完了次第入金金額と名義ご連絡いただければ幸いです。」
「未払いの注文は2日以内に自動的にキャンセルされ。」
下記、実際の文章、、、
という、文章の怪しさが見て取れるメールでした。
商品がすぐに欲しいという盲目的な感情が私の中にあり、上記のような怪しげな文章を、違和感を感じつつもスルーしてしまいました。
本日入金というところにも違和感を感じました。
このメールが来た時点では祝日だったのです。
平日しか入金はできないと思い、「入金とかいてあるものの、振込手続きのことかなあ」と思っていました。
振込手続きを完了し、連絡すると、、
はい、これが最後の連絡でした。
もちろん、2週間たった今、商品は届きません。
そこで、メールで問い合わせをしても相手からは返事はありませんでした。
2週間待ちわびて、あれ、おかしいな?と思った時には、時すでに遅しでした。
偽サイトであろう会社概要欄から電話で問い合わせをすると、、
「はいはい、○○です。」と、女性の声が。
「お世話になっておりますー。そちらは○○という会社でよろしいでしょうか?」と聞いたところ。
「うちは会社やってないですー。ガチャ!」
と、電話を切られてしまいました。
、、、やられました。
警察への届け出
現在は警察に被害届の相談をしているところです。
警察では聞き取り調査を受け、1時間ほど話をしました。
偽サイトを開いて確認してもらったところ、「あー、なるほどー」と、刑事さん。
大幅な値引きがしてあり、こういった詐欺サイトにはよくあるとのこと。
また、振り込み口座名義についても、個人口座となっており、「通常は会社名ですよねー」というお話でした。
海外の詐欺グループが使う手口のようで、口座を凍結するよう警察からも銀行へ連絡してくれるとのことでした。
怪しいポイントがあったのにも関わらず、騙されてしまった私が恥ずかしい、、、
ということで、消費生活センターへの相談を提案されて帰宅しました。
消費生活センターへの相談
消費生活センターへ連絡したところ、カードの停止と預金保険機構への届け出を促されました。
預金保険機構では振り込め詐欺救済法に基づき、相手口座の凍結、凍結時の口座残金よりお金が返ってくるかもしれない、
とのことを消費生活センターの方から教えてもらいました。
預金保険機構とは
預金保険機構は、金融機関からの求めに応じて、「預金等に係る債権の消滅手続」や 「被害回復分配金の支払手続」の開始に係る公告等を、 専用のホームページ「振り込め詐欺救済法に基づく公告」に掲載しています。 このホームページには、金融機関から公告の求めのあった口座が順次掲載されています。
預金保険機構ホームページより
分配金の支払手続は金融機関が行いますので、分配金の支払を受けるための申請手続については 金融機関にお問い合わせください。
とのことで、
難しいので簡単に説明すると、、、
詐欺被害にあった方の救済法があり、振り込んだお金を回収できるのかもしれません!
振り込み先口座の銀行の対応・返金手続き
振り込んだ口座の銀行へ連絡すると、
「現在この口座につきましては凍結しております。」とのこと。
さらに「お客様と同様に被害にあわれた方が当口座で15名おり、口座残金は1万5千円です。」
「1万5千円を分配しますが、15名それぞれの振込金額の割合に応じて分配となります。」
「15名への調査で半年、返金手続きにつきましては約1年後となります。」とのこと。
おもわず、「ええっ!」と声を出してしましました。
返金についても、単純に1万5千円を15名で割ったとしても、1,000円です。
まとめ
今回、数万円の被害で返金は1,000円程度ですが、詐欺被害に早めに気付いてすぐに警察・銀行へ連絡できればすぐに口座を凍結できます。
その口座にお金がたくさん残っていれば、返金額も多くなります。上記、預金保険機構による分配金を申請までいけたら追記します。
ネット詐欺では下記リンクの各種手口がありますが、私が受けた手口は「偽ブランド品詐欺、偽販売サイト詐欺」にあたるようです。
追 伸
世の中には悪い人がいるものだなあと思いつつ、その手口に気づけなかった自分の未熟さを感じながら記事を執筆しています。
あなたが私のような被害を受けるようなことがないよう心から祈っています。